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令和8年度の協会けんぽ保険料率。平均9.9%へ引き下げです。

  • Takashi Fukunaga
  • 3月30日
  • 読了時間: 2分

令和8年度の協会けんぽの平均保険料率は、前年度の10.00%から0.1%引き下げられ、9.90%となりました。

「9.9%に据え置き」ではなく、「10.0%から9.9%へ下がった」というのが今回のポイントです。

現役世代の負担軽減や、中小企業を取り巻く厳しい状況などを踏まえた見直しと案内されています。


この数字はあくまで全国平均です。

協会けんぽの健康保険料率は、都道府県支部ごとの年齢構成や所得水準の差などを調整したうえで、加入者1人当たりの医療費に基づいて毎年見直されます。

そのため、実際の保険料率は全国一律ではありません。


ここで気をつけたいのは、「住んでいる都道府県」で決まるとは言い切れないことです。

協会けんぽの案内でも、加入している支部は資格情報のお知らせ等で確認することとされており、居住する都道府県と異なる場合があるとされています。

そのため、記事では「お住まいの地域によって変わる」よりも、「加入している協会けんぽの支部によって変わる」と書くほうが正確です。


平均保険料率9.90%は、健康保険料だけを見たときの話です。

全国平均ベースで見れば、労使折半後の本人負担は4.95%になります。

ただし、協会けんぽの試算ページでも、子ども・子育て支援金率0.23%と介護保険料率1.62%は別に扱われているため、「負担がそのまま維持された」とまでは言いにくい面があります。


実際には、健康保険料率の変更は令和8年3月分からで、4月納付分に反映されます。

また、子ども・子育て支援金制度は令和8年4月分から始まり、5月納付分から反映されます。

40歳から64歳までの方には、これに介護保険料率1.62%が加わります。

いずれも労使折半です。


今回の見直しは、たしかに負担感を少し和らげる材料ではあります。

ただ、家計や会社の実感としては、健康保険料率だけでなく、支援金や介護保険料も含めて見ることが大切です。

数字だけを見ると小さな変化でも、毎月の積み重ねでは無視できない差になることがあります。


協会けんぽは、健康づくりが保険料率の伸びを抑える第一歩になるとも案内しています。

健診を受けることや、日々の健康づくりに取り組むことは、自分の体を守るだけでなく、将来の医療費や保険料率を考えるうえでも意味があります。


春は、給与改定や社会保険料の見直しが気になりやすい時期です。

この機会に、自分がどの支部に加入しているのか、保険料率がどう変わったのかを一度確認してみるとよいかもしれません。

制度を身近なものとして見直すきっかけになるはずです。

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